ウイッグケア用品
ケア用品の使用方法を動画で紹介しています。
ウイッグのお手入れについて
「フィットミー」は、インナーキャップだけを交換して洗っていただくことができますが、ウイッグ本体も正しい手順による定期的なお手入れが必要です。ここではお手入れ方法をイラストと動画、ワンポイントガイドを紹介します。
*赤字で表記した部分は特にご注意ください。
ウイッグのシャンプー
シャンプー前にブラッシングで逆毛やホコリを落として下さい。
①ウイッグ専用のシャンプーを適量(※)水またはぬるま湯(30度以下)に溶かします。
(お湯は絶対に使用しないで下さい。)
※シャンプー・コンディショナーとも2リットルの水に10ミリリットル(小さじ2杯程度)が目安
②5~10分(汚れのひどい時は30分程度)浸してから、押し洗いをして、流水で充分にすすぎます。
(濡れている状態でのブラッシングは絶対避けて下さい。)
③ウイッグ専用のコンディショナーを適量(※)水またはぬるま湯(30度以下)に溶かして、1~2分浸します。
④上から下へ軽く絞るようにしてコンディショナー液を流します。(コンディショナーはすすぎ不要。成分が残ることで、艶と潤いを与え、静電気の防止にもなります。)
⑤乾いたタオルで包み込んで、軽く押さえながら水分を取り、上下に振ってカールを出してから、自然乾燥させます。
⑥乾燥させる時に、セットスタンドまたは筒状のものの上に乗せて指でカールの形を整えると、型崩れせず、カールが長持ちします。(カールが取れてしまったら、リセットサービスをご利用下さい。)
ウイッグのお手入れワンポイントガイド
◎ウイッグの大敵は静電気
静電気は摩擦や乾燥から発生しウイッグのちぢれ毛やもつれの原因になりますので、常に保湿に心がけてください。特にえり足は発生しやすいので要注意です。
(専用の「ウイッグオイル」のご使用が効果的です。)
◎ブラッシングは目の粗いカネブラシで
目の細かいブラシやコーム(くし)のご使用は、髪のもつれや切れ毛の原因にもなります。静電気を防止する効果もある、目の粗い金属製のブラシや動物毛のブラシをご使用ください。
◎シャンプーの前にはブラッシングを
髪に付いているホコリなどを、あらかじめブラッシングで落としてからシャンプーをしてください。市販のセットスプレーやムース等は毛にこびり付くものがありますので、必ずウイッグ専用の「ミスト」をご使用ください。
◎ブラッシングの基本は毛先から根元へ
まず毛流れにそって毛先から優しくとかし、次に中間部から毛先へ、根元から毛先へと、すこしずつ段階的にブラッシングを。もつれがひどい部分は、手でほぐしてからブラシを入れてください。
◎シャンプー後のスタイル出しは
シャンプー・コンディショナーの後、軽くタオルで水分を取ってから、ウイッグを軽く上下に振ることで、カールが再現しやすくなります。この、カールが出た状態で自然乾燥させてください。
◎ブラッシングの前に「ウイッグオイル」を
「ウイッグオイル」を使ってウイッグの髪に潤いをあたえておくことで、ブラッシングがスムーズになり劣化防止にもなります。ご着用前後やブラッシング、保管時にもぜひ「ウイッグオイル」によるお手入れを。
◎入浴時・就寝時にはウイッグを外して
湯気や枕との擦れ(摩擦)は、ウイッグのスタイルがくずれる原因になりますので、入浴時・就寝時にはお外しください。
◎ロングタイプは毛先を中心にお手入れを
ロングは肩や襟に毛先が触れやすいため、静電気や摩擦の影響でちぢれが起きやすくなります。これを予防するには、ご着用前後に毛先を中心に「ウイッグオイル」によるお手入れを心がけてください。